2019年度 発明抽出研修のまとめ
2月5日に、2019年度の発明抽出研修(第4回)を行いました。(⇒過去のレポート:第1回、第2回、第3回) 全4回シリーズの発明抽出所内研修、最終回の今回は、現在、あるクライアントで実際に進行中のプロジェクトを題材として取り上げました。(ですので研修の様子の写真は掲載できません。代わりにフリー素材の写真を貼っておきます。) そのクライアントは、新製品開発プロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトはまだ始まったばかりで、いくつかのアイデアが散在している段階で方向性も固まっていません。今回の研修では、そのうち2つのアイデアの深掘りを行いました。まず第1段階は、深掘りする観点の抽出と絞り込みです。観点としては、そのアイデアに内在するであろう課題に注目しました。 課題の洗い出しと絞り込みができたら、第2段階としてその課題に対する解決策をブレストして洗い出し・絞り込みをしました、ここは実際のプロジェクトではクライアントと一緒にやるわけですが、今回は研修ということで所員だけで議論しました。 課題・解決策の抽出においては、それぞれファシリテーター役とメンバー役に分かれて議論しました。ファシリテーター役は、発散・抽出のフェイズのコントロールとタイムマネジメントに注意しながらブレストをファシリテートしました。クライアントが現実に取り組んでいるテーマを取り上げたので、議論はかなり白熱しました。 全4回の所内研修を通して、上手い人のやり方を見たり、あるいはファシリテートされる側を体験したりすることによって、各自新たな気づきがあったようです。 今回の所内研修シリーズはいったんこれで終了ですが、引き続きこのテーマ、あるいは別のテーマで研修/セミナーを継続していきます。