

アイデア発想法
世の中には、発想法や思考法といわれるものが、実は、数多くあります。代表的なものは以下の通りです。
類比思考/論理思考、水平/垂直思考、システム思考、発散/収束思考、デザイン思考・・・
デザイン思考は、近年特に注目されていますね。
また、思考法や発想法を一段具体的にしたものないしは思考を手助けするためのツールとしてのフレームワークと呼ばれるものも数多く存在します。
<ブレインストーミング法、KJ法、MECE、5W1H思考法、なぜなぜ分析、フィッシュボーン、SCAMPER(オズボーンのチェックリスト)、NM法、TRIZ、etc
観点の網羅性に注目するもの、状況の因果関係を分析することを重視するもの、など色々あります。
それでは、一体どの思考法あるいはツールがベストなのでしょうか?
この問いに対しての正解は存在しないと思います。課題の分野(技術的課題なのかビジネス上の課題なのか等)、目的(短時間で効率的なアイデア出しを行うのか、時間をかけてもよいので網羅的にアイデアを出すのか)、参加メンバー(その分野の技術者なのか一般の人なのか)等によっても、異なると思います。また、ツール自体は強力だが、そのまずツールの使用方法をマスターするのに時間がかかる(とっつきにくい)という場合もあります。
新たなサービスや製品の開発のアイデアを創出する場合、まずは5W1H法を使ってみてはどうでしょうか?
5W1H法とは、以下の6つの観点からアイデアを検討していくというもので、とっつきやすいうえに、汎用性が高く、お勧めです。
○WHAT(何を提供するのか?製品、サービス、価値)
○HOW(実現手段(構造、方法、ビジネスモデル)
○WHY(ニーズ、課題)
○WHO(ユーザは誰? 誰と組むのか? ターゲット層は?)
○WHEN(いつ使ってもらうのか?いつ提供するのか?
○WHERE(どこで使ってもらうのか?販路は?)
(+)HOW MUCH, HOW MANY
